”TUTIMA”の自動巻きクロノグラフの腕時計。。
突然動かなくなりました。と。すぐにお持ちいただきました。
ずしりと重量感たっぷりのかっこいいモデル。
裏側スケルトンなので 可能かなぎり観察です。
しかし、それでは分からず…
裏蓋を開けて調査。
ロータが邪魔なので、中心のネジをもどき 。
ようやく、見やすくなりました。
で… なぜ動かぬ。。
んん。あるべきところに ネジがなく、とれた形跡が!
↓分かりますかね 裏の状態ですが9時の位置。
黒い丸い点が見えませんか!?
所々に 小さな傷が肉眼で観察できます。
これは、ネジがケース内でころころ暴れ回った形跡。
様々な角度で検査し、ネジの居場所がわかりました。歯車に乗り中へ、と押し込まれている最中でした。
それも、バネで力がかかっての引っかかりです。
かなり深いところまで分解し無くてはなりません。
とっても苦労しました~っ。
このちっちゃなネジ一つがなずれるなんて…
元の位置に 戻してやり 動作確認。。。
多少の小傷はあったものの、その後の精度は問題なく…。
複雑な構造の腕時計ほど 壊れてしまうと とっても厄介です。
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