もちろん、最初はお断りしました。”Ritmo Latino”

電池交換のご依頼。そして…”Ritmo Latino”

私の若かりしころ、この腕時計とっても斬新でちょ~っカッコよかったんです。

腕に着けてる人は、皆お洒落でいつも いいなっ!とうらやましがっていたのを思い出します。もう20年ほど前ですね。

早速、4点ネジ留めの裏蓋を対角線上に緩めて蓋を開いていきます。

白のマウントを水平に持ち上げ電池の交換。

すぐさま反応が似られ、正常動作確認出来ました。

さてさて、ここから難題です。

ご覧のように、長年の使用で大きく分厚いガラスが傷だらけ。

とっても見えにくい状態なのはわかりますが…

どこに相談しても修理不可との事!

もちろん、エファーナでも最初はお断りしました。

問題は、”Ritmo Latino”のメーカーがガラスを供給しないこと。

手に入らないんです。

お客様も渋々これまで使っていたとの事でした。

通常、ガラスが枠本体から離れればいいのですがそれも叶わず。

また、平面なら擦りやすいものの分厚い球面体。

時間かかっても、いまよりはマシになるなら磨いてくださいっ!と

懇願されれば…

 

やってみましょうっ。。。。

途中経過写真撮るの忘れましたがここまでくるのに6段階のバフ仕様。

黒、茶色、緑色数種最後は究極のホワイトパウダーにて仕上げです。

↓↓

深い傷までは取り切れませんがとっても見やすくなりました。

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