木製の割れた本体。”Martin & MacArthur”

エファーナ公式LINEアカウントからのお問い合わせです。

ハワイで購入し、衝撃を与えてしまったせいで本体ベルトが割れてしまったそう。

送られてくる前にはお写真のやり取りで進めておりました

都内からでした。…LINEでは、お写真のやり取りができるので、修理の予測などがしやすくとても便利になりました。。

 

早速、送られてきたものを確認です。

木製の割れた本体。

パズルのように組み合わせてみます。

このままの接着でも修理可能ですが。時計本体とベルトとの接合部分は意外と力の加わるところです。

なので、即席、その場だけの修理で腕に着けいないのならいいですが、実用性がないも同然になってきます。

小っちゃなパーツもありました。

これはパイプの受けの部分ですね。

まずは電池交換で正常動作の確認から。

ここまでの確認で、お客様と連絡を取り修理案を出していきます。

 

 

使用に耐えられる強度のことを考えると、接着プラス芯の杭打ち。

お客様もご納得されたのですすめていきます。

まずは接着固定。

一日置いたところで極細ドリルで芯を入れていく「道穴」を作ります。

まずは一つ目。

 

そして2つ目はサイドから。

3つ目は、パイプ近く。

ここで芯を入れていきましょう。

どれだけ深く入ったかを確認です。

それぞれの箇所にて。

そして、杭が固まれば…

余分な長さを切って表面を整えます。

 

アルコールでフキフキ。

入念にフキフキ。

よく見ると修理の功績はわかりますが、

使用自体には全く問題ないレベルまで行けました。

いい感じにお直し出来てよかったです。

これらの修理の利例をLINE経由でご説明です。

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