大阪から…”swatch”
とっても大切にしている腕時計…お直しできるなら、希望があるならと送って来られました。
当初、スウォッチは構造上お直しできる腕時計ではないんですが…
通常はお断りしている案件です。
しかし、これまでの経緯を聞いていると、何とかしてあげたい…
…んだけど…。
見てみるくらいはと受け取った次第です。
あれっ裏蓋もないっ。。
しばらく、熟慮してみました。
コンコンこんっでも秒針がつき刺さったままでびくともしない。
修理案をお客様へ説明し、破壊行為を含んで進めて行きます。
まずは極細ドリルで穴をあけ、そこから風防だけを割って取り除いていきます。
とにかく、文字盤を傷つけないよう細心の注意です。
ふぅ～
ブロワーで小さな破片を吹き飛ばして…
次は、新しい風防を入れ込むためによく磨いたカッターで受け溝を整えていきます。
やっとのことでここまでできました。
あとは、用意していた風防を微妙に擦り合わせながら取付です。
裏蓋も手に入ったので、これで正常動作確認済。
ほんとよかったです。これで使ってみて下さい。
Leave a Reply