鹿児島県にお住いのお客様からのご相談。”abiste”
壊れているんですっ…
現物の確認が必要なので送っていただきましたっ。
☟これっ
梱包はしっかりとされており到着後も安心です。。
あ…本体のプラスチックが割れていますね。
接着剤をされた痕跡もありますが、すぐに取れてしまった感じです。
この状態で修理案を出してみます。今しばらくお待ちを!!
手に取り、あっち向けたりこっちくっつけたり…
そのままではまた取れてしまいそうで…普段使いに耐えられるようにしたいものです。
思案した修理案をお客様へご説明、ご納得いただいたので早速進めて行きます。
下記の工程です。
まず…
本体を繋ぐベルトの芯があるのですがそのままでは芯が細くグスグス。
そこで同素材のパイプを組み入れその太くなったパイプを金属のプレート(帯状)で巻き込みネジで固定です。
巻き込むシルバープレートに角度をつけヤスリで整えます。
本体側、割れた部分に合うように。
金属帯(おび)の形状はパイプを入れ込み本体の丸みに合わせます。
この形状かなっ。☟
さらに整え…
ほんの少し磨きをかけながら…
アルコールで油分を取り除きます。
パイプを巻き込んで、まずは接着固定。
サイド覗くとこんな感じ
しっかりと固まったところで上部からネジ穴をあけて行きます。
グリグリグリ…手の塩梅がものをいうところです。
というのは本体がプラスチックのため電動の力ではすぐにエグレてしまうので!
そして、もう一つの穴もあけます。二つあれば横にずれないので安心です。
裏からも。。
そして、ポイントとなるネジを締め込みです。
もちろん裏からもしっかりと固定。
いい感じいい感じ!
しっかりと固まったところで完成。
これらの工程を写真と共にご報告後、
現状正常な時刻を刻んでいますが、電池交換もということで進めて行きます。。
裏蓋を開き☟
これで完成しました。
補修個所はシルバーのプレートがついてしまいましたが
かえってポイントとなり良くなりましたっ!と嬉しいお言葉。
早速、梱包し鹿児島へ返送です
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