この腕時計…きれいになりますか？？”Cartier”
止まっているので、まずは、新しい電池を入れ替え、動作の確認が出来ればケースを綺麗にしていけばいいかと。。そんな修理案で進めて行きます。
まずは、外装チェックから。
竜頭は正常です。
では、早速裏からネジを取り外し、ムーブメントにたどり着き
接触端子をきれいにし新しい電池交換、
すぐさま反応が見られたので
ムーブメントは問題なしの状態です。
では、次は外装の磨きを始めていきましょう。
黒くなった金属部分☟。
厚メッキなので磨きすぎると地の素材が現れるので表面をバフ磨き。
剥がれがないか顕微鏡をのぞき込みながらの作業。
細かい文字もピンを使い汚れ取り。
超音波洗浄、乾燥させ、油分を取り除いたところで
ムーブメントの組み入れ。
パッキンのシリコン処理、ドレスウォッチは防水性には優れていない為、この作業はとても重要。
きちっとパッキンの入り込みを確認し裏蓋閉め。
ネジっ☟…
小さい面ながら、頭が変色、黒いのでここも磨いておきましょう。
バイスにてか軽ぁるく固定。
そして、軽ぁるくバフをあて、ピッカピカに！
これでようやくムーブメントの固定、
裏蓋の固定が完了。
小傷は否めませんが、ここまできれいになれば気持ちのいいものです。
尾錠も取付け。
簡易メンテナンスに、バフ磨き完了です。
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