まずは、エファーナ公式LINEアカウントからご相談いただきまして…
プチプチに厳重に包れとどきました。
兵庫県にお住いの方からの修理案件で、これまで色々な時計修理工房に訪ねメーカーでの修理しかできないとのことでした。
そして、お受けした次第です。
問題はここっ☟
D-バックルの不具合。パチッとつけることが出来ない。
こちら側は問題なしっと。
反対側ですね☟
赤矢印のところ…欠けちゃっています。
ということは修理ではなくD-バックル自体の交換で進めて行きます。
ベルト幅と取付幅を考慮し、☟こちらのD-バックルを加工取付していきます。
まずはベルトから分離していきますが、片方の芯が錆で固着。
まずはベルトのコマから分離開始。
ここ☟の芯をようやく抜くことが出来ました。
ここからD-バックルの加工取付。
用意したこのD-バックルでしたが…
取付幅が8㎜…相手側が6㎜。
ダイヤバーにて両サイド1㎜づつ削り落としていきます。
これで6㎜幅、取付両サイド共に加工しています。
(※ここまで削り落とすのに結構時間がかかりましたっ)
そして、ピンを差し込んで取付開始っ!
両サイド共に、トントンと叩き入れしていきます。
可動領域の確認。開いたり、閉じたりと。
問題はここっ☟パチッとロックも問題なしっ!
開いた状態☟
閉じた状態☟
こんな感じで取付完了です!
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