ポキッと折れた感じで壊れてしまったそう…” KATHARINE HAMNETT”
この小さな時計フェイスが他を探してもないそうで、それが一番のお気に入りポイント。
直せるかな…と心配そうにお持ちくださいました。

破損個所を良く観察。どのような経緯で壊れたか…
再び同じような破損が起こらないよう、また同じ力が加わっても強度が出せる修理案を出していきます。

経年劣化で繋ぎの穴がひろがり、引っ張られた感じっ。

これっ☟

このパーツは再利用が出来なさそうなので、金属パーツの製作から始めていきます。
ダイヤバーにて形を整え…

穴あけ位置の計測

極細ドリルにて穴あけ☟

粗方のパーツで一度組み込んで可動領域を調べましょう。

片方づつ…

簡易な留めはゼムクリップを利用。

ちとばかし ぎこちない…
もう少し穴を広げましょう…

そして、組み入れ☟

あっ、いい感じです。これで繋ぎのピンを叩き入れ

完了です!

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