OMEGA/オメガ|祖父から譲り受けた時計を蘇らせる。オメガ・スピードマスターの風防磨きとサビ取りメンテナンス

メンテナンスが完了し輝きを取り戻したオメガスピードマスター
風防も磨き上げ、美しく蘇ったスピードマスター。

時計には、ただ時間を知るための道具というだけでなく、持ち主の人生や思い出が深く刻まれています。引き出しの奥で眠っている古い時計を見るたびに、「いつか直して身に着けたい」と思われている方も多いのではないでしょうか。今回は、そんな特別な想いが込められた時計の修理事例をご紹介いたします。

「おじい様から譲り受けた古いオメガスピードマスターの腕時計ですが、すでに動かず止まったまま。修理してまた使いたい」とのご依頼でお預かりしました。世代を超えて愛される名機、スピードマスター。おじい様との大切な思い出の時間を再び動かすため、丁寧にお直しを進めていきます。

修理前のオメガスピードマスター正面
おじい様から譲り受けたオメガ・スピードマスター。

長年大切に保管されていたお品物ですが、経年による汚れやくすみが全体を覆っていました。風防(プラスチックガラス面)にも細かな傷が無数についており、文字盤の視認性が落ちている状態です。

汚れが蓄積したオメガスピードマスターの裏面
長年の汚れが蓄積したケース裏面。

裏面に目を向けると、肌に直接触れるケースの裏側やブレスレットの隙間に、長年の汚れが蓄積して固着しているのがわかります。

腐食やサビが見られる時計の細部
プッシュボタン周辺に見られるサビや腐食。

さらに細部を確認していくと、プッシュボタンの周辺やケースの縁に深刻なサビや腐食箇所が見受けられました。時計が動かなくなってしまう原因は様々ですが、こうした外装の腐食を放置すると、防水性が失われ内部の機械にも悪影響を及ぼしてしまいます。

裏蓋を慎重に開け、内部のコンディションを確認します。当店では、ただ時計が動くようにするだけでなく、この先も長く安心してご愛用いただけるよう、見えない部分のケアに徹底的にこだわっています。

内部数理箇所の交換したパーツたち
腐食、損傷した内部のパーツ類

綿棒や専用のツールを使用し、内部の精密な機械にゴミが落ちないよう細心の注意を払いながら、ケースの縁にこびりついたサビや頑固な汚れを丁寧に拭き取っていきます。この地道なクリーニングこそが、時計の寿命を大きく左右するのです。

修理メンテナンスを終えたオメガ・スピードマスター
メンテナンス完了

内部のメンテナンスとサビ取りを終えた後は、傷だらけで曇っていた風防にも職人の手で丁寧に磨きをかけました。

メンテナンスが完了し輝きを取り戻したオメガスピードマスター
風防も磨き上げ、美しく蘇ったスピードマスター。

長年の腐食箇所、風防も磨きを入れお直し完了です!再び力強く時を刻み始めた時計を見て、お客様にも大変お喜びいただくことができました。

今回のオメガをはじめ、これまでにもたくさんのメンテナンス事例もあり当社Webサイトに掲載済です。アンティーク時計や、他店で断られてしまったお品物でも、安心してご相談いただける確かな技術と実績がございます。

当店では、約2年に一度の電池交換はお客様の大切な腕時計を気持ちよくお使い続けるためのメンテナンスと位置づけ、一つひとつの作業を心を込めて進めております。 思い出の詰まった大切な腕時計がございましたら、安心してお任せください。皆様のご来店・ご相談を心よりお待ちしております!