やはりさびサビ。”Burberry”

電池交換するにも裏蓋を開くことが出来ない…”Burberry”

ということで、WEBサイトで検索しお持ちいただいたものです。

他店での説明では、一つのネジだけが錆で、ウントモスントモ…そのためねじ山がすでになめてしまってて手の施しようがない状態―。

ルーペで覗き確認し…

修理案をご説明 修理進行していきます。

まずは作業をしやすいよう ベルトのネジを抜き平たく↓

ここで振動に心配りながら、極細のダイヤモンドバーにてねじ山切っていきます。

ようやく、裏蓋を開けました↓

やはりさびサビ。

オイル処理をしていたのでムーブメントに入り込まぬようケース外へ吐き出していきます。

グリグリとサビ落とし↓

 

新しい電池を入れても反応なし…

最小限のパーツ交換で修理修正を進めます。

と同時にそのムーブメントを固定台に保管し、ケースの修正。

サビたネジをダイヤモンドバーにて削り取り…

極細ドリルにて彫り込んでいきます。

ここ☟

プッシュボタンもオイルでお掃除。

ケース側もグリグリとサビ取り。

パッキンもこびりついているのでさらにグリグリと。

次は爪楊枝にオイルをつけながら、ゴシゴシ。

ここでパッキンの状態を確認しながらシリコングリース処理☟

 

綺麗になりましたっ!

修理したムーブメントを入れなおし、元の通りに組み立て…

正常動作の確認も完了!

ふぅ~!

これでようやくお使いいただけそうです。

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