エルメス・セリエの輝きを取り戻す。時計修理のプロが手掛ける電池交換と細部メンテナンス
こんにちは!時計修理専門サイトのephana(エファーナ)です。
大切に使い続けている腕時計。ふと気づくと針が止まってしまっていた…そんな経験はありませんか? 高級ブランドの時計であればあるほど、「どこに預ければ安心かしら?」と悩まれる方も多いはず。今回は、世代を超えて愛されるフランスの至宝、HERMES(エルメス)の「セリエ」の電池交換とメンテナンスの様子をご紹介します。
1. エルメス・セリエ:気品ある姿と確かな造り
エルメスの「セリエ」は、ブランドの象徴であるボタン(セリエ)をモチーフにした、クラシックでエレガントなモデルです。今回お預かりした1本は、美しいオレンジのリザードストラップが目を惹くお品。まずは外装の状態を確認し、慎重に裏蓋を開けていきます。


2. 内部に潜む「汚れ」を見逃さない
裏蓋を開けると、そこには精密なクォーツムーブメントが現れます。ここで重要なのが、単に電池を入れ替えるだけではないということ。長年の使用により、ケースの縁や裏蓋の裏側には細かな埃や皮脂汚れが蓄積しています。
これらを放置すると、パッキンの劣化を早めたり、湿気が侵入して内部のサビの原因になったりします。当店では、綿棒や専用のツールを使い、ムーブメントに影響を与えないよう細心の注意を払いながら、これらの汚れを徹底的に清掃します。


3. パッキンへのこだわり:防水性能を維持するために
裏蓋についている黒い輪っかのようなパーツ、これが「パッキン」です。時計を湿気や汗から守る重要な役割を担っています。 当店では、パッキンの弾力性を確認し、汚れを落とした後、必ずシリコングリスでコーティングを施します。このひと手間が、気密性を高め、大切な時計の寿命を延ばす鍵となるのです。



4. ホロテック・パルスでの動作確認
新しい電池を組み込んだ後は、専用の計測機器「HOROTEC(ホロテック)パルス」を使用し、回路が正常に動作しているか、電子的な信号を確認します。耳には聞こえない時計の「鼓動」を数値でチェックすることで、目に見えない不具合も早期に発見することができます。

5. エルメスの修理実績が誇る「安心感」
ephanaでは、今回のセリエをはじめ、ケリーウォッチ、クリッパー、Hウォッチなど、これまで数多くのエルメスの修理事例を手掛けてきました。ブランド特有の構造を熟知しているからこそ、安心してお任せいただけます。

電池交換は、時計にとっての「定期健診」でもあります。ただ動くようにするだけでなく、外装の清掃から内部チェックまで丁寧に行うのが当店のこだわりです。
「最近時間が遅れがち」「電池が切れてから長く放置してしまった」 そんなエルメスの時計がございましたら、ぜひ一度ephanaへご相談ください。職人が真心込めて、再び時を刻むお手伝いをさせていただきます。