3Dプリンタを使いあらゆる手段でお直しです。”VERSACE”

お電話でのお問い合わせから、エファーナのLINE@をご紹介し画像でのやり取り。”VERSACE”

スマホで写真を取り即座に確認しあえるので、お客様双方 安心してお話しできます。

ご相談は、ベルサーチの腕時計革ベルトの件。

とても小さい画像ですが…、根元からちぎれてしまったそう。

 

当初、他店で相談をしたところ どこも取り合ってくれなく

私のウェブサイトに行き当たったとの事。



後日、ショップまでお持ちいただきました。

通常のベルト取り付けじゃなさそうです…

根元部分は分厚く、芯(板)も入っていて 特殊仕様です。

どう固定されていたか確認。

ここで ちぎれています。↑

各部分検証中。

まずは、ちぎれてしまったベルトをすべて取り外していきます。

バックル部分はネジで固定されています。

綺麗に取れました。

次は、本体。

固定材が入っててとても固いです。

ようやく、分解完了。

思った通り、かなり特殊なベルト。

今回は、MORELLATO(モレラート)、イタリア製のベルトを使います。

このベルトに合うよう、3DCADで芯棒を製作、そして3Dプリントです。

これっ↓3Dプリンタで特別仕様です。

ギリギリで設計しているのでしっかりと押し込みます。

グッグイッと…

その後、専用の万力で2日ほど締め付け型を作ります。

………

……

2日間

……

本体ケースにすき間なく入れ込めました。

裏のネジで固定し、ようやく完了。

曲げ伸ばしの検証をし、お客様へご連絡です。

これで、またしばらくは使用できることでしょう。

3Dプリンタを使いあらゆる手段でお直し、ご提案です。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA