よくぞ助かったものです。”DUNHILL”

お電話でのお問い合わせからお持ちいただいた、ダンヒルの腕時計。”DUNHILL”

着けようとしたらいきなりベルトが切れてしまったそう。

とりあえず、コマ調整した以前の予備のパーツもお持ち下さいとお伝えしておきます。

で、お持ちいただいたのがこちら…。

根元の幅広のパーツですね。

なんとか修正にはいります。矢印のところもデコボコといたみかけています。

聞くと、記念の腕時計でウン十年前に手に入れたもの。

 

了解です。そんな記念ならお直ししたいですよね。

時計本体を傷つけないよう、ひとまず分離。

経年劣化で曲がっています。どうりで外しづらかぅった…

本来あるストッパー代わりの爪も折れて無くなっています。

あちこち曲がっていたりと…

この↓からピンが出ているはずなんですが引っ込んでて固まっています。

洗浄機にかけて汚れを落とし、そして油もさして機能を回復させます。

なんとか取り付けられ、曲がり具合の調整。。。

ベルトの修理完了です。

ん、んッ ベルト下のストッパー部分がねじれた閉める事ができないッ!!

なぜっ??

と 本体を調べているとなんと 本体根元が大変なことに!!

ねじれて ひん曲がっていました。

調べるうちに…なんだか本体が半分飛び出しちゃっています。

これは、尋常じゃない。

すぐさま、お客様にご連絡。

お話を聞くとこの腕時計、落としてしまってて コンビニの駐車場から拾われて無事戻ってきた経緯が。

ちらっと見た時は何事もなく良かったのですが いざつけようとしたところベルトが切れたとの事。

 

恐らくこの曲がりようは 相当力がくゎわり、おそらく車にでも踏んづけられた感じです。

うらぶたも締まり切れずに 浮き出ています。

ガラスや、ムーブメントは運よく避けられたのでしょうね。

ガラスもバリバリに割れていたならすぐにわかるものですが…

とても運のいい腕時計です。(ムーブメントまで損傷していないので!)

うらぶたを指で簡単に取れちゃいました。

とりあえず守られていたムーブメントを取り出し保管。

躯体のみにしていきます。

うらぶた側、ガラス側のパッキン。。

全てチェックしていきます。

さてと、この堅い本体フレームを万力で固定しながら正常な形に修正です。

大きく傷も言っていますが。

こう見ると分かりやすいかもです。

車に踏まれていますね。

ガラス面を合わせてどの方向に どうれだけ曲げるか 検討をつけていきます。

上面、下面共に幾度となく微調整。

硬くて堅くて。。。

↓↓

 

うらぶたの面はまっすぐになりました。

均等に圧をかけながら修正、修正、修正。。。。

長かったで~す。

ムーブメントを組み入れ 再度動作確認。

完璧な防水性は残ってないかもですが

なんとか修理修正完成です。

踏まれた痕跡は多々残っていますがある程度磨きもかけたので

言われなければわからないほどになりました。

これでどうでしょうかっ!!

大切にお使いくださいませ。

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