穴あけ後、熱で溶かして後処理を施していきましょう。”HERMES”

ネットでサイズも調べて購入したのですが…”HERMES”

スマートウォッチ用に購入し、実際に腕に巻くとブカブカ、ぐるりと回ってしまうほど。

そんなご相談でお持ちいただいのですが…

これは、ナイロン製のベルトですね…

革ベルトなら極細パンチでひと穴を「パチンっ」とあけることが出来ますが

このベルトを安易に「パチンっ」してしまうと、そのほつれから穴が広がってくる恐れがありそうです。

実際、今開いてある穴をルーペで見てみると☟

後処理として穴を溶かしていますよね・・

 

いろんなリスクをご説明差し上げ、それでも、このままじゃ使えないので開けてとのご要望なので

穴あけ後、熱で溶かして後処理を施していきましょう。

まずは、計測から。

穴と穴の感覚は5ミリ。

均等に5ミリ上へ印付け。

2か所。☟熱した針状の工具で一気に穴を溶かしながら開けていきます。

後日…

 

これでピッタリ、カンカン。

気持ちよく腕に巻き付けることが出来そうです。



※穴あけにはリスクもあります。穴周囲はほんの少し溶かし固め強度をつけますが、それでも開けた穴からほつれやササクレが出てくる恐れがあります。
以上ご了解の上、ベルト確認が必要となりそうです。送料はかかったしまいますがお送りいただければ加工判断可否してみます。


Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA