グリグリ…、タガネで爪だし。ナナコで爪押さえ。”ROLEX”

譲り渡すにあたり修理のご依頼ー。”ROLEX”

時計自体の運針はほぼ正確…

気になるところは…

ベルトに埋め込まれたダイヤモンド…

全周において5ピースが取れてなくなっている状況。

更に顕微鏡にて一つひとつ調べてみると、4つのダイヤモンドがグラグラ。

 

それらも踏まえベルトの修理を進めて行きましょう。

取る付けピンも汚れ気味…

中性洗剤にてまずはあよごれを浮き出し洗浄していきます。

ブラッシングにて長年こびりついていた汚れも落としておきます。

綺麗になったとところで

穴に詰まっていた汚れもグリグリとセットの準備。

1.2㎜φのダイヤモンド…☟

顕微鏡にて

ダイヤバーにて座を整えて

石留め…5ピース&再石留め4ピース…計9ピース!

グリグリ…、タガネで爪だし。ナナコで爪押さえ。

その後は、アルコールにて拭き取り。

再度顕微鏡にてチェック!

 

そして…本体へ取付け。

12時側☟

6時側☟

バックル側☟

これで大丈夫かと!

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