Breitling / ブライトリング|「パズル構造」をプロの技術で解決

ブライトリングの文字盤と、横に置かれた追加用のベルトコマパーツ
構造を熟知しているからこそできる、正確な「コマ足し」作業。

「せっかく買った相棒なのに、近くの時計店では調整できないと言われてしまって……」

先日、そんなお困りごとを抱えたお客様が、ウェブ検索で当店のブログを見つけ、エファーナまで足を運んでくださいました。お持ち込みいただいたのは、世界中の時計愛好家を魅了する「ブライトリング」の腕時計です。

作業台に置かれたブライトリングの裏蓋とベルト調整用のルーペ、コマパーツ
他店で「難しい」と断られてしまったブライトリングのベルト調整。

ブライトリングのベルト(ブレスレット)は、その美しさと堅牢さで知られていますが、実は時計業界でも「調整が難しい」とされる特殊な構造を持っています。

他店で断られる理由、それは「パズルのような複雑さ」

お客様が近隣の店舗へ2コマ分の長さ調整をお願いしたところ、「構造が特殊すぎて出来ない」と断られてしまったそうです。

確かに、ブライトリング独自の「斜め切り」のコマが連なるブレスレットは、一見しただけではどのように分解すればよいか分かりにくい作りになっています。無理に力を加えれば大切な時計を傷つけてしまうリスクがあるため、経験のないお店が敬遠してしまうのも無理はありません。

しかし、エファーナではこれまで数多くのブライトリングを取り扱ってきた実績があります。このパズルのような構造を熟知しているからこそ、安心してお任せいただけるのです。

ブライトリングの文字盤と、横に置かれた追加用のベルトコマパーツ
構造を熟知しているからこそできる、正確な「コマ足し」作業。
着け心地を左右する「均等なバランス」へのこだわり

今回の作業は、単にコマを足すだけではありません。私たちが最も大切にしているのは、時計を腕に巻いた時の「重心のバランス」と「肌当たりの良さ」です。

分解されたベルトの細かいピンやネジ、連結パーツのアップ
均等なバランスを保つため、パーツを細部まで分解します。

ベルトの調整は、12時側と6時側のコマ数をどう配分するかで、文字盤が手首の正面にくるかどうかが決まります。今回は2コマの追加でしたが、全体のバランスを見極めながら、一つひとつ慎重にパーツを分解していきました。

ピンや小さなネジなど、細かなパーツが組み合わさって構成されているため、作業には集中力と時間を要します。しかし、お客様がこれから何年も、何十年もこの時計を「相棒」として身に着けることを考えれば、この工程に一切の妥協はできません。

調整が完了し、バックル部分の「BREITLING」ロゴが見える状態のベルト
調整完了。お客様の着け心地に直結する、最適なバランスを実現。
「相棒」として長く愛用していただくために

作業完了後、均等に調整されたベルトは、お客様の手首にしっくりと馴染む仕上がりとなりました。

時計は、単に時間を知るための道具ではありません。共に時を刻む大切なパートナーです。もし、他店で断られてしまった難しい修理や調整があっても、諦める前にぜひ一度エファーナにご相談ください。

お客様の「困った」を「良かった」に変えるために、私たちは今日も一つひとつの時計と真剣に向き合っています。