FENDI / フェンディ|引き継がれる想い…時計ベルトのコマ詰め調整で、あなたの腕にぴったりの心地よさを

調整が完了した時計と、取り外した4つのコマパーツ
調整完了。全体5コマを取り外し、快適な着け心地になりました。

大切な方から受け継いだ、フェンディの腕時計

イタリアを代表するファッションブランド「フェンディ(FENDI)」。 その洗練されたデザインの腕時計は、世代を超えて愛される魅力を持っています。 先日、お客様が「大切な方から譲り受けた」という素敵なフェンディの腕時計をお持ちくださいました。

スクエア型の文字盤が知的な印象を与える、非常に上品なモデルです。 しかし、いざ着けてみるとベルトが大きく、腕の上でくるくると回ってしまうほどブカブカの状態でした。せっかくの素敵な時計も、サイズが合っていないと傷がつきやすかったり、着け心地が悪かったりして、次第に使う機会が減ってしまうものです。

作業台のトレイに置かれた、シルバーカラーのフェンディ製スクエア腕時計
大切に受け継がれた、上品なフェンディの腕時計。

丁寧なフィッティングで「ちょうどいい」を探る

まずは、実際にお客様の腕に時計を乗せていただき、どれくらいのサイズ感が最適かを細かく確認します。

時計のサイズ調整は、単に「入ればいい」というものではありません。 手首の骨の出っ張りや、季節によるむくみ、そしてお客様の好み(ぴったりめが好きなのか、少し余裕がある方が落ち着くのか)を伺いながら決めていきます。

手首に当ててサイズを確認しているフェンディの時計
実際にお客様の腕に着けていただき、最適なコマ数を確認。

当初の目視では「4コマほど取り外せばいい感じになりそう」と予測を立てましたが、実際の手首のカーブに合わせて微調整を繰り返します。お客様の大切な時計ですから、納得のいくまで慎重にフィッティングを進めます。

バランスを考えた「コマ落とし」の技術

ベルトの調整(コマ詰め)でプロが最も気を配るのが「バランス」です。 12時側と6時側、どちらから何コマ外すかによって、時計を腕に着けた際のバックルの位置が変わります。バックルが手首の真ん中にこないと、時計のヘッド部分がどちらかに寄ってしまい、見た目も装着感も損なわれてしまうからです。

バラしたベルトのコマと、精密作業中の時計本体
左右のバランスを考えながら、慎重にコマを取り外します。

一つひとつのピンを丁寧に取り外し、全体のバランスを見ながら調整を行っていきます。今回のフェンディのように、デザイン性の高いブレスレットウォッチは、特にこの左右のバランスが仕上がりの美しさを左右します。

あなたの腕に寄り添う、自分だけの時計へ

最終的に、全体でコマを取り外すことで、お客様の腕に心地よいフィット感が完成しました。

調整が完了した時計と、取り外した4つのコマパーツ
調整完了。全体5コマを取り外し、快適な着け心地になりました。

取り外したコマ(パーツ)とピンは、小さな袋に入れてお客様へお返しします。 将来、またサイズを変えたくなった際や、別の方へ譲られる際にも必要になる大切な部品ですので、お家で大切に保管していただくようお伝えしました。

これでまた、この時計は新しい持ち主様と共に、新しい時を刻み始める準備が整いました。

ネットショッピングや他店購入の時計もお気軽に!

「プレゼントで貰ったけれどサイズが合わない」 「ネットショッピングで購入したけれど、自分で調整するのは不安」 「他店で断られてしまった……」

そんな時も、どうぞ遠慮なくエファーナへお持ちください。 当店で購入されたお品物でなくても、私たちは時計を愛するすべての方の力になりたいと考えています。

「気軽に頼める、いつでも相談に乗ってくれる」 そんな街のパートナーとして、あなたの大切な時計を丁寧にお手入れさせていただきます。

サイズが合わなくて眠っている時計があれば、ぜひ一度、お散歩ついでに見せに来てくださいね。 あなたのご来店を、心よりお待ちしております。