大切な腕時計の電池が切れてしまったとき、「どこに頼めば安心だろう?」「できれば今日中に仕上げてほしい」と思われる方は多いのではないでしょうか。
今回は、Web検索で当店エファーナを見つけてご来店いただいたお客様より、ティファニー(Tiffany & Co.)の腕時計の電池交換をご依頼いただきました。

1. 朝一番のお預かりからお昼のお渡しへ
お持ち込みいただいたのは、シルバーとゴールドのコンビネーションが華やかなティファニーのクォーツモデルです。

朝一で店舗にお越しくださり、「お昼頃に取りに来たい」とのことでしたので、即日お渡しのスケジュールで早速作業に入らせていただきました。
2. 裏蓋の開口と内部状態の観察
まずは時計全体の構造をしっかり確認し、裏蓋を開けるためのポイントを見極めます。

ケースに傷がつかないよう、専用のヘラを注意深く差し込んで裏蓋を開きます。

裏蓋を開けたら、まずは内部のムーブメントやパーツの状態をそのまま丁寧に観察します。
3. 古い電池の取り外しと内部清掃
役割を終えた古い電池を取り外し、新しい電池をセットする準備を進めます。

電池交換時にケースのフチなどに溜まった微細な汚れが内部へ入り込まないよう、綿棒を使って手際よくお掃除していきます。新しい電池をセットしたところ、目視での動作確認も問題なくスムーズに針が動き始めました。
4. パッキンチェックと溝のクリーニング
続いて、時計の防水性や気密性を守る要である裏蓋パッキンの状態を確認します。

パッキンを取り外してみると、裏蓋の溝部分には長年の使用による汚れが溜まっているのが分かります。

ここでも綿棒が大活躍です!溝の汚れをしっかりと拭き取り、パッキンが正しく密着する環境を整えます。
5. シリコングリース処理と最終チェック
取り外したパッキンには、シリコングリース処理を施します。

グリースをしみ込ませることでパッキンの乾燥を防ぎ、気密性をしっかりと高めることができます。

パッキンを装着して裏蓋をきっちりと閉じたら、パルスチェッカー器械に乗せて回路動作を再確認します。最後にクロスで優しく磨き上げ、現在の時刻に合わせればお渡し準備は完了です。
お昼にお引き取りに来られた際、今回行った一連の作業工程(内部の清掃やパッキン処理など)を写真と共にご説明差し上げたところ、大変お喜びいただくことができました。普段は見ることのない時計の内部ですが、「ここまで丁寧に取り扱ってもらえて感動しました」と嬉しいお言葉をいただきました。
エファーナのWebサイトでは、今回の事例のほかにも様々なブランド時計の電池交換や修理実績を掲載しております。ぜひご参考になさってください。