まずはムーブメントを保護し、 濡れている箇所を拭き取り、しばらく乾燥。”Cartier”

洋服のポケットに入れたままお洗濯…”Cartier”

時遅しと見つけた時には、内側に水滴が入っておりまして。

急いでお持ちいただきました。☟

すぐさま裏蓋を開き、乾燥作業を進めて行きます。

水滴、曇りも確認… どれほど入水しているかが問題です。

まずはムーブメントを保護し、

濡れている箇所を拭き取り、しばらく乾燥。

 

そして、ガラスケース内側を拭き取っていきます。

新しい電池を入れなおし が…

反応が得られません。。。。。。

しばらくの時間をおいて再度、電池を入れなおし…

 

どうやら、内部が損傷している感じです。

 

 

 

これまでの工程をお客さんへご説明差し上げ、

今後はカルティエとのやり取りで 修理に入ります。

 

 

約一月後、修理上がりで手元に受け取りました。

ピッカピカ、ベルトの痛みを除けば、まるで新品に生まれ変わった感じです。

 

 

完了のお知らせの後、

やはりベルトも気になっていたそうで…

早速、私どもの オーダーベルトで加工取付していきます。

使用するベルトは12mmリザード。センター凸部分は3.64mm

早速新刃に取り換え切り込み作業。

まずはセンター薄く…

均等に開きます。

芯を通し型付け。

一度本体にセットして塩梅を確認。

いい感じなので、固定剤を塗りしばらくそのままで固めます。

尾錠も忘れず交換です。

これで取り付けられました。まるで新品!気持ちがいいですね。

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