本来ならベルト全体の交換となるところですが…”SEIKO”

こんなのはじめてです。”SEIKO”

ベルトが外れててつけられない…とお持ちいただきました。

が… んんっ??

溶接が剥離、内蔵のピンも折れている感じ。☟

 

修理案としては、「すでに溶接での修理は不可能。なのでサイドから穴を開け棒を通して繋ぐ」。です。

 

とりあえず本体からベルトを分離。

作業しやすいようにベルトのみにします。

さて穴を開ける位置に印をつけます。☟

その位置に鋼鉄ドリルにて穴あけ。最初は0.8㎜φの極細ドリルを使用。

そして、貫通したのちは1.0㎜φで穴を整えて行きます。

穴が開いたところで1.0㎜φのピンを差し込み叩き込み。

仕上げの為、1000番鑢にて磨きます。

繋ぎ完了!しっかりと固定できました。

本来ならベルト全体の交換となるところですが、なんとか最初の加工修理で再び使えるようになりました。

少々お時間をいただいた修理でしたがこれで十分使えそうです。

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


CAPTCHA