OLIVIA BURTON / オリビアバートン|止まったままの腕時計を電池交換&細やかな内部清掃で復活!

パルスチェッカーの上で正常動作を示す緑と黄色のランプが点灯している腕時計
新しい電池を入れた後、パルスチェッカーで正常な作動を確認します。

美しいフラワーデザインの文字盤が印象的なレディースウォッチブランド、オリビアバートン(OLIVIA BURTON)の電池交換および内部メンテナンスの事例をご紹介いたします。

「止まってしまってから早く持ってこようと思っていたのに、つい今になってしまいました…」と、お困りのご様子でお客様が店頭へお持ち込みくださいました。お気に入りの時計ほど、止まったままになると気になりつつも時間が経ってしまいがちですよね。

当店では、止まってしまったお時計を再び快適にご使用いただけるよう、電池交換とあわせて内部の清掃や丁寧なメンテナンスを行っております。

1. お持ち込み時の状態確認

止まった状態でお持ち込みいただいたオリビアバートンのフローラル柄腕時計
「止まってからしばらく経ってしまって…」とお持ち込みいただいたオリビアバートンの腕時計。

まずは時計全体の外装状態やリューズの動き、針の引っかかり等がないかをしっかりチェックいたします。

2. 外装チェック・裏蓋開封と内部清掃

開封したケース内部と、綿棒でムーブメント周りを拭き掃除している手元
内部に異変や錆がないか観察し、端子清掃と綿棒での微細な汚れ除去を行います。

裏蓋と内部の中蓋(保護用スペーサー)を慎重に外し、内部をじっくりと観察します。湿気による錆や液漏れなどの異変がないかを確認した上で、役目を終えた古い電池を取り外します。

次に、新しい電池との通電を良くするため、電池の接触端子を丁寧に磨いて表面の微細な皮膜を取り除きます。さらに、裏蓋を開けた際に外周に付着していた埃や皮脂の塊がムーブメントへ落ち込まないよう、綿棒を使って周りをきれいに拭き取っていきます。

3. パッキンのチェックとシリコングリース処理

ピンセットで裏蓋から黒いゴムパッキンを取り出している様子
防水性能を維持するゴムパッキンの状態をピンセットで慎重に確認。
シリコングリース塗布用のスポンジの上に載せられた防水パッキン
パッキンにシリコングリースを塗布し、防水性・気密性を高めます。
裏蓋のフチにある溝の汚れを綿棒で綺麗に拭き取っている様子
裏蓋を開けた時にしかできないフチや溝のすき間汚れをお掃除。

裏蓋の溝に装着されているゴムパッキンを取り外し、硬化や亀裂などの劣化がないかチェックします。

それと同時に、裏蓋側の溝に溜まった細かい汚れを綿棒で一拭きずつキレイに清掃します。これは裏蓋を開けた時にしか行えない大切な作業です。

清掃後、パッキンの気密性と柔軟性を維持するために専用のシリコングリース処理を施し、元の位置へ正確に戻します。

4. 新電池のセットとパルスチェッカー動作確認

パルスチェッカーの上で正常動作を示す緑と黄色のランプが点灯している腕時計
新しい電池を入れた後、パルスチェッカーで正常な作動を確認します。

新しい電池をセットしたら、専用のパルスチェッカー(HOROTEC PULSE)を用いて電気的な出力信号をチェックします。ランプが正常に反応し、ムーブメントが問題なく動いていることを確認します。

5. 時刻調整とお渡し準備

組み上げが完了し、拭き上げられた状態のオリビアバートンの腕時計
時刻をしっかりと合わせ、お客様へお渡しする準備が整いました。

動作確認後、裏蓋をしっかりと閉じて時刻を合わせます。最後に時計全体をきれいに拭き上げて、お客様へお渡しする準備が完了いたしました。

おわりに

「止まってから時間が経ってしまっていた…」という時計でも、丁寧な内部清掃とメンテナンスを行うことで、再び元気に動き出してくれます。放置していると電池の液漏れリスク等も高まりますので、止まった際はお早めにご相談いただくことをおすすめいたします。

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