FOSSIL/フォッシル|「明日使いたい!」急ぎの電池交換も丁寧に。スピードと安心を両立するプロの作業工程

FOSSILの腕時計の表面
お預かりしたFOSSIL

時計修理の専門店として、お客様の大切な時間を守るお手伝いをしております。

本日は、**FOSSIL(フォッシル)**の腕時計をお持ち込みいただきました。 「しばらく使っていなかったら止まっていて……。明日どうしても使いたいんです!」という、大至急の電池交換案件です。

スケジュールが詰まっている時こそ、私たちは「丁寧さ」を忘れません。急ぎだからといって電池を入れ替えるだけでは、時計の寿命を縮めてしまうこともあるからです。

お客様に最高の「安心」をお持ち帰りいただけるよう、お預かりした時計が再び時を刻むまでの全10工程を、作業順に詳しくご報告いたします!


1. 受付と現状確認

FOSSILの腕時計の表面
お預かりしたFOSSIL

まずは時計の顔を確認します。カジュアルながら洗練されたデザインが人気のフォッシル。外装に大きな傷がないか、リューズの動作に違和感がないかを確認し、作業に入ります。

FOSSILの腕時計の裏蓋
刻印のある裏蓋

続いて裏蓋の確認です。フォッシルの多くはステンレススチール製の裏蓋を採用しており、モデルに合わせた適切な工具選びが、傷をつけずに開閉するための第一歩となります。


2. 裏蓋の開封と内部チェック

工具を裏蓋に当てている様子
裏蓋の開封作業

専用のオープナーを使い、慎重に裏蓋を開けました。急ぎの場合でも、内部に異物が入らないよう、作業環境を整えてから開封します。

裏蓋が開いた直後の内部
内部ムーブメントの露出

裏蓋を開けてすぐ、ムーブメントと対面します。一見綺麗に見えますが、隙間に溜まった微細な塵が内部に落ちないよう、最新の注意を払って電池の取り外し準備を進めます。


3. 電池の取り出しとメンテナンス

パッキンを¥の状態チェッ
パッキンの取り外し

古い電池を抜き取ります。電池が切れた状態で長く放置されていると、液漏れが発生しているケースもあります。今回は非常に綺麗な状態でしたので、そのままクリーニング工程へ移ります。

綿棒でケースの溝を掃除
ケース縁のクリーニング

ここが重要です!ケースの縁(ふち)に溜まった汚れを、綿棒を使って丁寧に拭き取ります。このひと手間が、裏蓋を閉めた際の密着度を高め、時計をサビから守ります。


4. 防水性能を支えるパッキン処理

パッキンのグリース処
パッキンチェック

防水の要であるパッキンを取り外します。時間が経つと硬化しやすいゴムパーツですので、状態を指先で確認しながら扱います。

グリス用スポンジ上のパッキン
シリコングリスの塗布

パッキン専用のシリコングリスを塗布します。これにより、ゴムに弾力が戻り、防水性能がしっかりと維持されます。「スピード」と「品質」を両立させるための、当店こだわりのポイントです。


5. 新しい電池のセットと最終確認

新しい電池を入れる瞬間
新しい電池のセット

いよいよ新しい電池をセットします。回路を傷つけないよう、ピンセットで確実に位置を固定。セットした瞬間にムーブメントが力強く動き出す様子は、いつ見ても嬉しい瞬間です。

掃除を終え時刻を合わせた時計
電池交換完了後の外観

裏蓋を閉め、全体の汚れを拭き上げて作業完了です!時刻もしっかりと合わせました。これで明日のご予定も、お気に入りのフォッシルと一緒に安心して過ごしていただけます。


どんなにお急ぎのご依頼でも、私たちは「見えないところまで丁寧に」をモットーに、全力を尽くして対応させていただきます。 「これ、明日までに動かせるかな?」とお困りの際は、ぜひ諦める前に当店へお持ち込みください!