汚れが気になりだした…”TISSOT”

表面の見えるところの汚れはふき取ることできますが、細かいところの汚れや隠れた個所は、分解してお掃除しなくてはなりません。

特にバネなどのあるバックル部分は、知らぬ間に錆や、朽ちてくる場合が多いので 気になればお掃除メンテナンスも
お受けできますよ。
ということで、ご依頼のあった ”TISSOT”の腕時計。。
お預かりの期間は 約1週間。。
本体から、ムーブメントを取り除き超音波洗浄。
ブラシや綿棒、爪楊枝などを使って隅々まで 汚れを取っていきます。
●お預かり時の状態を記録。

この奥の汚れも 気になります。

バックル部分。。普段開かないから状態なんて分かりっこないですよね。

見えぬところにも、分部てブラシを入れ きれいにしていきます。

竜頭周り…

まずは、ムーブメントを守るために、取り外し保管。

ここから洗浄機に入れる準備です。

大きな汚れは あらかじめ 取り除いておきます。

…

可能かなぎり 分解し、いよいよ洗浄機へと。。。

すぐさま こんな感じー

水を変えて細部をブラッシング。

結構、時間のかかるものです。

完全に乾かせるために乾いたタオルを用意しておきます。
水分が残っていると ここから錆が広がる可能性があるものだから。

まだまだ、頑固な汚れが…

油汚れは結構頑固です。

ちょっとや そっとでは取れそうにもありませんが…
そこがメンテナンス!!
ブロワーなども使いながら 水分は完全に吹き飛ばし
次は 組み立て作業です。

クロノグラフは、サイドにボタンが3つあるのでとても慎重さが必要となります。

マウント後、正常動作の確認。

これで、これでしばらくは気持ちよく腕に着けられそうですね。
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