Grand SEIKO / グランドセイコー|止まった時計、どこへ持っていけばいい?安心してお任せできる丁寧なメンテナンス手順

指で保持されたグランドセイコーの婦人用コンビカラー腕時計
電池交換でお持ちいただいたグランドセイコーの婦人用腕時計。

「大切なグランドセイコーの腕時計が止まってしまったけれど、どこへ持っていけば安心なのか分からない……」

高級時計の電池交換は、傷や故障のリスクを考えるとどこへ預けるべきか悩んでしまう方も多いはずです。今回ご相談くださったお客様も、「初めての電池交換を安心して任せられるお店」をウェブサイトで探され、当ショップ「エファーナ」へご来店いただきました。

エファーナでは、単に新しい電池へ入れ替えるだけでなく、末永くご愛用いただけるよう細部まで行き届いたメンテナンスを行っています。今回は、実際の作業プロセスとともにそのこだわりをご紹介。

STEP 1:状態の確認と慎重な裏蓋開口

指で保持されたグランドセイコーの婦人用コンビカラー腕時計
電池交換でお持ちいただいたグランドセイコーの婦人用腕時計。

お持ちいただいたのは、上品で美しく洗練されたグランドセイコーの婦人もの腕時計です。まずは全体の状態やリューズの動きを慎重にチェックします。

裏蓋が外されゴールドのムーブメント(9F62A)が見えているグランドセイコーの裏面
専用工具で傷をつけないよう慎重に裏蓋を開口。

状態を確認後、ケース構造に合わせた専用工具を使用して丁寧に裏蓋を開けていきます。高級時計のケースに傷をつけないよう、熟練の手つきで慎重に作業を進めます。

STEP 2:内部の清掃と電池交換作業

裏蓋を開けた際、ケースのフチや隙間には目に見えない微細なホコリや汚れが溜まっていることがあります。そのまま電池を交換すると、裏蓋を閉める際に汚れがムーブメント内部へ侵入してしまう恐れがあります。

綿棒を使って腕時計ケースのフチの汚れを丁寧に清掃している様子
内部へのゴミ侵入を防ぐため、電池取り外し前に丁寧に清掃。

そこでエファーナでは、電池を取り外す前に綿棒や専用工具を使い、周りの汚れを綺麗にお掃除します。その後、役目を終えた古い電池を取り外し、回路や機構に異変がないかじっくりと観察。安全を確認したうえで、新しい電池を正しくセットします。

STEP 3:防水性能を守るパッキンメンテナンス

腕時計の防水性や防塵性を保つうえで欠かせないのが「裏蓋パッキン」のメンテナンスです。

ピンセットで裏蓋の溝から黒いゴムパッキンを取り外している手元
裏蓋パッキンの劣化や変形がないか状態をチェック。
パッキンを取り外した裏蓋の溝部分を綿棒で清掃している様子
パッキン溝に溜まった細かな汚れも綿棒で綺麗に除去。

取り外したパッキンの状態(劣化や硬化がないか)をくまなくチェックします。パッキンを取り除いた溝部分は特に汚れが溜まりやすい場所のため、綿棒を用いて細かい隙間まで徹底的に清掃を行います。

シリコングリース塗布用の黄色のスポンジに載せられた黒いOリングパッキン
防水性と耐久性を高めるシリコングリース処理を塗布。

パッキン本体に問題がないことを確認したら、防水性と保護効果を高めるための「シリコングリース処理」を施します。パッキン全周に均一にグリースを塗布することで、気密性を保持し、ゴムの劣化を防ぎます。

STEP 4:動作・パルス確認と現時刻合わせ

裏蓋を確実に取り付けた後は、最終チェックの工程に入ります。

パルスチェッカーの上に置かれ動作確認を行っているグランドセイコーの腕時計
パルスチェッカーで回路動作を確認し、時刻を合わせてお渡し準備完了。

目視による針の動きの確認だけでなく、専用の「パルスチェッカー」を使用して回路からの信号や動作状況が正常であるかを電気的に測定します。全てのチェックをクリアしたら現在の時刻を正確に合わせ、お客様へお渡しする準備が整います。

大切な腕時計のメンテナンスはエファーナにお任せください

グランドセイコーをはじめとする精密な腕時計は、適切な取り扱いと丁寧な作業が不可欠です。「どこへ持っていけばいいか困っている」「大切な時計だからこそ丁寧に対応してほしい」とお考えの方は、ぜひ一度エファーナへご相談ください。

エファーナのWebサイトには、今回の事例以外にも様々なブランド腕時計の電池交換やオーバーホール、修理実績を多数掲載しております。ぜひそちらもご参考になさってください。皆様の大切な時を刻むパートナーとして、心を込めてメンテナンスいたします。